チワワ・犬のがん(癌)
- くりかえし何回も吐く
- 皮膚にコリコリと硬いしこりができる
- 何も食べなくても下痢が続く
もしかしてがん(癌)かも?というサインに気づいたら、急いで獣医さんに見てもらいましょうね。
犬のがん(癌)発症のしくみ
がん発症のメカニズムは、犬も人間も変わりません。 がん遺伝子は、健康なワンちゃんの中にも常に存在します。それなのに、がんが病気として発症しないのは、がん細胞が発生してもリンパ球ががんを排除してくれているからなのです。
このように、体に備わっている自己防御システムのことを免疫力といいますが、免疫力がウイルスや細菌、がん細胞をやっつけてくれるのです。
ところが、この免疫力のバランスが何らかの原因でくずれたときに、がん細胞を排除することができずに、がんが増殖し発症、ということになるのです。
では、免疫力のバランスをくずす具体的な原因は何なのでしょうか?
犬のがん(癌)発症の原因
犬の免疫力のバランスをくずす原因は、色々な要因が重なってきますが、化学物質やストレス、紫外線などが関係していると言われています。
特に過度のストレスがかかると、顆粒球が増えて、リンパ球が減り、がんにかかりやすい状態になる、と言われています。
日頃から、食事の安全面や適度な運動をさせてあげがんになりづらい体にしてあげるようにしましょう。
がんの発症の原因 : 食べ物・水
犬の飼い主にとって、ペットフードは便利で楽なもの、しかも”栄養のバランスが考慮されている”と思われています。ところが、とても安全とは呼べないようなペットフードが出回っているのも事実なのです。
実は、人間が食べられないような廃棄原料をペットフードに使用していることもあるそうなので注意が必要です。
また、食べ物同様、水もガンを発症させる要因の一つです。水道水は、薬分が多いので沸騰させ湯冷まししてから与えるのが理想的です。
ミネラル・ウォーターまたは浄水器を通した水を与える際には、基準をクリアしたものを選ぶようにしましょう。
がんの発症の原因 : 生活環境と対策
犬のがん(癌)の大きな要因と言われているストレス。
犬のストレスに大きく関わってくるのが生活環境です。生活環境は、犬が健康に暮らしていくうえで、とても大切な要素なので、犬の習性も考慮しながら、工夫してみるといいでしょう。
住環境に気をつける!
犬を屋外で飼う場合は、それ自体が犬にとってストレスになると考えていいでしょう。暑さや寒さはもちろんですが、群れで生活する犬にとって飼い主と離れて暮らす生活は寂しいものです。可能であるならばできるだけ室内で飼うようにしたいものです。
また、屋外で飼う場合でも、犬の大きさに合ったケージを使用する、害虫対策をする、日陰や日なたを探して自由に移動できるようチェーンを長くするなど、犬が快適に暮らせるよう工夫できるところはたくさんあります。
犬の本能をわかってあげる!
まず気をつけたいことは散歩を必ずすることです。散歩は、排便するだけでなく、狩りの本能を満たす大切なものであり、散歩をなくすと犬はかなりストレスがたまります。 他の犬の情報を収集したり、運動不足を解消したり、犬の行動学を考えた上でもたいへん重要な行為だと理解しましょう。